元モーニング娘。の藤本美貴ことミキティが自身のYouTubeチャンネルの人生相談のコーナーで、「テーブルの下で…まさかの割り勘指示、ありですか?」などについて言及しましたので、その詳細をまとめました。
1人目:初めてのディズニーデートに起きたすれ違い
今の夫と付き合っていた頃、初めてのディズニーデートに行きました。お食事をしていると、彼が「ちょっと仕事を」と言ってPCを開き、仕事を始めたんです。
彼とは同じ職場なので状況はわかるのですが、その日は特別急ぎの案件でもなく、他にも出勤している人がいたはず。それなのに彼は、変に責任感が強くて、いつもPCを持ち歩いていました。
でも、夢の国で夢のないことするなよ、って思っちゃいました。
そこから彼はずっと仕事のことでイライラし始めて、愚痴ばかり。全然楽しめませんでした。最終的にはそのイライラに耐えきれず、私が泣いてしまい、彼も自己嫌悪に。空気は最悪でした。
憧れのディズニーデートでしたが、その出来事が強く印象に残っていて、残念な思い出でもあります。
ただ、彼は逆ギレなどせず、素直に謝ってくれましたし、ちゃんと反省もしてくれました。なので今では「いいよ、パパ」って思えるようになっています。
素直に謝れることの大切さと、仕事と休みの難しさ
ほんと「休み」って難しいです。職業柄、いつでも連絡が来るし、世の中の「休み」とはタイミングが合わないことも多いです。
それで1本仕事が決まるかどうかの分かれ目になるなら、「連絡くれてありがとう」と思うこともあります。でも…デート中だったら、やっぱりちょっと嫌ですよね。
だからこそ、理解があるかどうか、そのフィーリングが合うかどうかって、すごく大切なんだなと思います。
あと、やっぱり「愚痴ばかり」っていうのは…嫌ですよね。
「ごめんね、ごめんね」って謝ってくれて、例えば待ち時間にPCを開くくらいなら私は全然平気。私たちの仕事だと、アンケートに答えたり、締切があったりで「やれるときにやっときたい」ってこともあるので、むしろ「進めてください!」って思います。
急な仕事でも「ごめんね」と一言あれば、「全然いいよ、やってきて!」って思える。でも、ずっとぐちぐち言われたら…やっぱりダメですね。
2人目:一生忘れられない焼肉デートの苦い思い出
焼肉デートでのことです。彼はひたすら焼いたそばからパクパクと食べ、自分さえ良ければいいという態度でした。注文はどんどんするのに、焼くのはすべて私の役目。ご飯も何度もおかわりして、ただ自分がお腹いっぱいになるまで食べるだけ。
そして、自分が満腹になった途端、「早く帰りたい」「早く食べてよ」と言い出したんです。あまりにも腹が立ってしまい、そのとき私は、もう彼のためには何も焼かず、キムチとご飯だけで黙々と食べました。
あの焼肉デートは、一生忘れられないくらい、残念で悔しい思い出です。
「やってあげる」は無理しすぎず、言葉でバランスを
確かに、デートでそれは嫌ですよね。女性側がずっと焼いて、男性はただ焼けたものを自分の皿に取って食べるだけ。それって本当にフェアじゃない。
「焼いて、ほら食べな食べな」って渡してるから、自分の分がなかなか食べられない。でも、ちょっとした配慮で違ったかもしれない。
例えば、「焼いたらお互いの分を分けて置く」「焼けたものは交代でひっくり返す」とか、一言「私も食べたいから焼いてもらっていい?」って伝えていれば…。
きっと、彼を気遣うあまり、私自身が「やってあげよう」と思いすぎて、結果的に自分だけが苦しくなってしまった。そんな空気になってしまったんだと思います。
焼肉デートに限らず、大人数の宴会などでも、「取り分ける女子」にはならないと私は決めています。
「はい、私が取り分けますね」みたいな、いわゆる“サラダ女子”って言われるような役割を、無理にやりたくはないんです。だって、それを一度やり始めたら、ずっとその役を求められてしまうから。
だから、今回のような焼肉の場でも、「自分の分は自分で焼こうか」とか、「ちょっと私も食べたいから焼いてもらってもいい?」と、一言伝える勇気があれば、もっと気持ちよく楽しめたのかもしれません。我慢しすぎた結果、心が疲れてしまった。
3人目:初めてのスノボデートでまさかの孤独滑走
付き合って1年ほどの彼と、初めて一緒にスノーボードに行ったときのことです。彼はスノボがとても上手で、どんどん1人で先に滑って行ってしまいました。私は初心者寄りだったので、ほとんど1人で滑るはめに。
分かれ道で彼がどっちに行ったのかもわからなくなり、最終的にはぐれてしまいました。私は彼ほど上手じゃないけれど、一緒に滑りたかったんです。
それなのに、ずっと1人で滑っていて…。だんだんと怒りが込み上げてきてしまい、帰りの車内はまるで地獄のような空気でした。その1か月後、私は彼に別れを告げることになりました。
「滑り男」はちょっと無理かも…
これ、正直「スノボ勝手に男」はちょっと嫌かもしれないです。もしお互い滑るのが上手で、「じゃあ別行動しようね」って事前に決めてるならいいんです。でも、相手が初心者だってわかってるのに、どんどん置いていくのはナシかも。
ちょっと滑って、先で待ってくれるとか、追いついたらまた進むとか、そういう思いやりのルールって大事ですよね。
例えば私と夫の場合、夫は滑れるけど私は10回も行ったことないくらいで…。だから「私は邪魔になっちゃうから、逆に置いて行って」って言うこともあります。でも彼はちゃんと先で待っててくれるし、追いついたら私が抜いて、また彼が抜いて…そんなペースで滑ってくれるんです。
最初に「私、上手じゃないからちょっと待ってね」とか、「先に行くなら、途中で待っててくれる?」って言ってたと思うんです。でも、彼は楽しくなっちゃったのか、すっかり自分の世界に入ってしまって…。
もうね、私だったら帰っちゃってたかもしれない。リフト乗らずにそのまま山降りて、先に帰るぐらいのレベルで嫌だったと思います。
1ヶ月後に別れを告げたというけど、私ならそこまで待てなかったかも…。
何が一番嫌かって、「置いていかれること」そのものじゃなくて、そこに思いやりが感じられないことなんです。こっちの気持ちが完全に置き去りで、自分だけが楽しんでる。それで最終的にはぐれるなんて…ありえない。
分かれ道で、普通は絶対に待ってるべきですよね。
たとえ男同士の友達同士でも、滑るスピードに差があったら気にするはずなのに。なのに、こっちの存在を完全に無視して行ってしまった…。
せめて「こっちだよ!」って声をかける準備くらいしておいてよ!って、本当に思います。
4人目:テーブルの下で…まさかの割り勘指示
ある日のデートで、彼からこんなことを言われました。
「割り勘が恥ずかしいから、お金はテーブルの下から渡して」と言われました。
スノボ勝手に滑り男よりキツい「テーブルの下割り勘男」
えっ、超イヤ!何それ!って本当に思いました。
誰が見ているかわからないけど、見ている人がいたら「俺が全部払った」って見せたい、そういうことなんだと思います。お店の人にも「男として」格好つけたいってことなんでしょうけど、いや、それって痛くない?と。
スノボで勝手に滑って行っちゃう彼も「ありえない」と思ったけど、彼はある意味、ただ自分が純粋に楽しんでただけとも言えるんです。でもこの「下から割り勘男」は、完全に計算されてて、性格の問題というか…なんかもう“人として無理”って感じでした。
正直、もし割り勘するなら、あとで「さっきの分、〇〇円でいい?」って普通に言ってくれる方が、よっぽどいいです。
テーブルの下から割り勘を求めてくるタイプは、ちょっと…いや、かなり無理ですね。
5人目:宮島神社に行けなかった広島旅行
元彼と広島に旅行へ行ったときのことです。彼が「どうしても入りたい」と言った有名店があり、そこはなんと大行列。結局、2時間ほど並んでから食事をしました。
その後、私が楽しみにしていた厳島神社(いつくしまじんじゃ)へ向かったのですが、到着したのは夕方5時。すでに神社は閉門していて、参拝できませんでした。
なのに翌日、帰りの新幹線の中で彼はこう言ったのです。
「有名店のご飯食べられたから、広島満喫したわ〜」
私は心の中で「えっ…神社に行けなかったんだけど…」と、10年近くたった今でもモヤモヤしています。価値観の違いを早い段階で知れて良かったです。
話し合いと情報共有が大切
「行く前にもっと話し合っておけばよかった」とも思うんです。
例えば、「あの店すごく並ぶらしいから、早めに並ぼう」とか、「神社は夕方5時に閉まるから、それまでに参拝を済ませよう」とか。
私としては「厳島神社は絶対に見たい!」という気持ちが強かったので、事前にそこを優先するようなプランを一緒に考えておけばよかったなと。
誰が悪いというよりも、「ちゃんと話し合いをしておけば、もっといい旅になったのかもしれない」と感じました。
そういった情報を2人で一緒に調べたり、スケジュールを組んだりすること自体が、旅行の楽しさの一部なんですよね。
こういう経験を通して、「旅行では行きたい場所や優先順位を、事前に共有しておくことの大切さ」に気づけたのは良かったです。
6人目:金持ち自慢と愚痴だらけのドライブデート
婚活パーティーで知り合った15歳年上の病院勤務の男性と、初めてドライブデートに行ったときの話です。
車内ではずっと、「自分はどれだけ金持ちか」という自慢話に始まり、スタッフへの愚痴や仕事の愚痴を延々と聞かされました。
どうやら「すごいですね」と褒めてほしいのが見え見えで、最初は私も頑張って相づちを打っていましたが、帰りの車ではもう愛想笑いすらしんどくなってきて…。
結局、そのデート一回で「もう無理だな」となり、お別れすることにしました。
愚痴も程度による?テーブル下割り勘よりマシ
確かにこれはしんどいデートですよね。
だって正直、その病院の内情とか、こっちは全く興味ないんです。それに、「もし付き合って結婚したら、ずっとこんな愚痴を聞かされ続けるのかな…」と想像すると、さらにげんなりします。
とはいえ、比較対象としてよく話題に出るのが「テーブルの下で割り勘男」。
あれは本当にやり口が汚い!ああいう人に比べたら、今回の愚痴デートのほうがまだマシかも…なんて思えてしまうほどです。
逆に考えれば、ドライブ中ずっと無言で気まずい空気になるよりは、何かしら話してくれる人のほうがラクという考え方もあります。
「なんか喋らなきゃ…」とこちらが気を遣う必要がない分、ある意味助かる部分もあるのかもしれません。
「えっ、そんな人いるんですか!?」と驚いたり、リアクションをとったりしているうちに会話が成り立つので、無言よりは全然マシ。
7人目:カラオケで「ポケモンいるかな」熱唱、まさかの…
高校生の頃、彼氏とカラオケデートに行ったときのことです。
彼が突然、「ポケモンの“いるかな”を歌う!」と言い出して、ノリノリで歌い始めました。
途中からは「歌詞見なくても歌えるから」と言って、まさかの後ろ向き熱唱。でも、実際には全然歌えていなくて、その姿を見た私は一気に冷めてしまいました。
テーブル下割り勘に比べたら…可愛いもん!
「歌えるって言ったじゃん!」「見ろ見ろ、前を見ろ!」ってツッコミたくなる気持ちもありつつ、
むしろちょっと可愛いエピソードかもしれません。
こういうちょっとした“かわいい失敗”なら、一緒に笑って楽しめる関係になれるかもしれません。
なんだかんだ、ツッコミながら一緒に過ごせる相手って、貴重かも。
8人目:初デートに現れた「ポジティブマインド」
高校生の頃、社会人の彼と初めてのデートをしました。
いつもはスーツ姿でかっこよかった彼にときめいていた私。でも、私服で現れた彼を見て、一瞬で気持ちが冷めてしまったんです。
その服装があまりに衝撃的で……。
派手なエジプト柄のパーカーに、でっかく「ポジティブマインド」って書かれてて、さらに星柄のパンツ。
待ち合わせ場所で彼を見つけた瞬間、「逃げたい!」って本気で思いました。でも仕方なく、ご飯だけ食べて、具合が悪いふりをして早々に帰宅。歩く時もずっと他人みたいな距離感でした。
その後は音信不通にして、お別れしました。
派手でダサいは…ある意味、最強
「地味でダサい」ならまだいい。でも「派手でダサい」は、もう本当に厳しい…。
街中で注目されるくらいのインパクト。正直、「一緒に歩いてると思われたくない」って気持ち、すごくわかります。
でもこういうとき、たしかに「ポジティブマインドじゃん!」ってツッコむしかないのかも。
逆に「よし、服買いに行こう!」って連れ出すチャンスにするのもアリですよね。
もし今後も付き合っていくとしたら、「服だけ変えてくれれば大丈夫」っていう話なら、まだ希望はあるんです。だって、これは人間性の問題じゃなくて、センスや趣味の違いだから。
でもそれが「ずっとこの感じのファッションが好み」だったら…うん、単純に趣味が合わないってことでお別れになるかも。
ポジティブマインドな服は恥ずかしいけど、人としての誠実さや思いやりがあるなら、まだ救いはあるんです。
9人目:まさかの婚活トーナメント戦、しかも上から目線…
1度目も2度目も相手から誘われ、いろいろ質問されながら和やかに過ごしていました。
ところが、2度目の食事中。突然、相手からこう言われたんです。
「そろそろ結婚したくてさ、最初は10人くらいの女性と会ってて、今は5人くらいまで絞ったんだ。金銭感覚とか家事スキルとか見ててさ。君、その点では“合格”だね。」
……えっ!?
気づけば私は、婚活トーナメント戦にエントリーさせられていた上に、「合格」なんて言われる始末。
しかも、完全に上から目線。これは本当に気分が悪かったです。
それ、言わなくてよくない?という人間性の話
この発言、正直「言わなくていいじゃん」って思いませんか?
たとえ裏で複数人と会って選んでいたとしても、それをわざわざ相手に口に出す必要はないと思うんです。
もちろん、そんな人もいるのかもしれません。でも、「だから何?」という気持ちにしかならないし、「人としてどうなの?」と感じてしまいますよね。
このタイプの人には、あらためて人間性の問題を感じてしまいます。
この話、短いながらも破壊力がすごい。言葉の重みって、本当に大事だなと思わされました。
結局1位は「テーブルの下割り勘男」なのかも
いろんな残念デートの話が出たけど、やっぱり「テーブルの下で割り勘要求してくる男」が優勝かも、という結論に(笑)。
なんか「嫌」じゃなくて、「ぐにょっ…」と心がよじれるような不快感があるんですよね。見えないところでやるそのやり口が、本当に無理。
もちろん、割り勘自体は全然OKなんです。普通に「割ろう」って言ってくれれば、それで十分。ただ、「俺が払った風に見せたいから、下から渡して」なんて、やったことある人いたらぜひ教えてほしいくらい信じられない!
以上「ミキティチャンネル」まとめでした。
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